7月に入ると、「肌がくすんできた気がする」「乾燥しているのにべたつく」という相談が増えます。多くの方が紫外線のせいだと考えますが、Dawn Light Ember Groveで施術をしていると、冷房による影響が同じくらい大きいと感じます。この2つが重なるとき、肌の内側では何が起きているのでしょうか。
紫外線が肌の水分バリアを壊す仕組み ¶
紫外線(特にUVA)は、肌の表皮だけでなく真皮まで届きます。真皮にはコラーゲンとエラスチンが含まれており、これらが紫外線によって変性すると、肌の弾力が失われます。同時に、表皮の角質層にある天然保湿因子(NMF)が分解され、水分を保持する力が低下します。日焼け止めを塗っていても、長時間の外出では完全には防げません。
冷房が血流と皮脂分泌を乱す ¶
冷房の効いた室内では、体表面の温度が下がり、毛細血管が収縮します。血流が減ると、肌細胞への栄養供給が滞り、ターンオーバーが遅くなります。また、低温低湿の環境では皮脂の分泌が抑制され、肌の表面が乾燥しやすくなります。外に出ると急に暑くなり、今度は皮脂が過剰に分泌される。この繰り返しが、「乾燥しているのにべたつく」という状態を作ります。
温熱トリートメントが夏の肌に有効な理由 ¶
Dawn Light Ember Groveのサマーリカバリー・パッケージでは、施術前に遠赤外線サウナで体を温めてから、フェイシャルとボディトリートメントを行います。温熱によって毛細血管が拡張し、血流が改善されることで、肌細胞への栄養供給が回復します。冷房で固まった筋肉がほぐれると、顔色が変わることも多いです。温めることは、夏だからこそ必要なケアです。
自宅でできること ¶
毎日のケアとして、夜のお風呂はシャワーだけでなく湯船に浸かることをお勧めします。38〜40度のぬるめのお湯に15分。熱すぎると皮脂が落ちすぎるので注意してください。洗顔後は、化粧水の前に白樺樹液のようなさっぱりした水分を肌に乗せてから、オイルで蓋をする順番が夏の肌には合っています。
夏の肌ケアは、引き算ではなく補給です。紫外線で失ったものを、温熱と植物の力で少しずつ取り戻す。それが、私たちが夏に提供しているトリートメントの考え方です。